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めまい

〜ぐるぐる・ふわふわの原因と、すぐに救急車を呼ぶサイン〜

「朝起きたら天井がぐるぐる回っていた」「ふわふわして、まっすぐ歩けない」「これは脳の病気? 何科に行けばいいの?」。めまいは突然起こることが多く、不安になりますよね。めまいの種類と、受診の目安をまとめました。

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1まず確認:すぐに救急車を呼ぶめまい

次のような症状を伴うめまいは、脳の病気(脳卒中など)の可能性があります。ご自身で来院せず、救急車を呼んでください。

すぐに救急車を呼ぶ症状

すぐに救急車を呼ぶめまいの6つのサイン。意識がもうろうとする、手足や顔の片側がしびれる・動かしにくい、ろれつが回らない、力はあるのに立てない・歩けない、物が二重に見える、経験したことのない激しい頭痛
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これらの症状を伴うめまいは、ご自身で来院せず救急車を呼んでください
  • 意識がもうろうとする
  • 手足や顔の片側が動かしにくい・しびれる
  • ろれつが回らない、言葉が出ない、人の言うことが理解できない
  • 力はあるのに立てない・歩けない
  • 物が二重に見える、片方の目が見えない
  • 経験したことのない激しい頭痛

※これらの症状は、一時的に消えることがあります。治まっても安心はできないとされています。症状が始まった時刻を確認しておくと役立ちます。

2めまいの3つのタイプ

「めまい」はひとつの病名ではなく、いくつかの感覚をまとめた言葉です。

めまいの3つのタイプ。回転性めまいは自分やまわりがぐるぐる回る、浮動性めまいはふわふわする・ふらつく、立ちくらみは立ち上がると目の前が暗くなる
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めまいは、回転性・浮動性・立ちくらみの3つのタイプに分けられます

回転性めまい

感じ方
動いていないのに、自分やまわりがぐるぐる回るように感じる

浮動性(ふどうせい)めまい

感じ方
ふらつく、ふわふわする、頭がぼうっとする

立ちくらみ

感じ方
立ち上がったときに目の前が暗くなり、気が遠くなる

診察では「どんなめまいか」「どんなときに起こるか」「どのくらい続くか」「ほかの症状があるか」をおうかがいします。

3めまいの原因

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、めまいの原因について、耳の奥(内耳:ないじ。体のバランスを感じ取るところ)が60%以上、脳の病気が10%程度、その他が30%程度と説明しています。

耳(内耳)が原因の主な病気

良性発作性頭位めまい症(BPPV)

特徴
寝返りや起き上がりなど、頭を動かしたときに起こる。1分以内のことが多い。耳が原因のめまいで最も多い。

メニエール病

特徴
聞こえにくさ・耳鳴り・耳がつまった感じを伴うめまい発作をくり返す。10分程度から数時間続く

前庭神経炎(ぜんていしんけいえん)

特徴
突然の強い回転性めまい。多くは発作が1回で、その後しばらくふらつきが続く。聞こえの症状はない。

突発性難聴・内耳炎

特徴
聞こえにくさと一緒にめまいが起こることがある

耳以外が原因のめまい

  • チェック:脳の病気(脳梗塞・脳出血など)
  • チェック:薬(血圧の薬など)、貧血、低血糖、心臓の病気、不安など
  • チェック:片頭痛に関係するめまいや、3か月以上ほぼ毎日ふらつきが続くタイプのめまいもあります

4何科に行けばいいの? 耳鼻咽喉科での検査と治療

耳が原因と考えられるめまいは耳鼻咽喉科、脳の病気が疑われる場合は脳神経内科や脳神経外科が担当します。立ちくらみが中心のときは、内科で調べることもあります。耳が原因のめまいが多いため、救急車を呼ぶ症状がなければ、まず耳鼻咽喉科で構いません。

主な検査

  • 聴力検査:めまいに伴う聞こえの変化を調べます
  • 眼振検査(がんしんけんさ):めまいのときに目が勝手に揺れる動きを、専用の眼鏡やカメラで観察します
  • 体のバランスの検査:体のバランスや、左右の耳の働きを調べます
  • 画像検査(CT・MRI):脳の病気など、耳以外の原因が疑われるときに行います

★当院では、聴力検査を行っています。院内にCTの設備もあります。そのほかの検査は、ご来院の際にご相談ください。お電話(050-1792-3387)でのご相談も承ります。当院で対応できない場合も、帝京大学ちば総合医療センター・千葉労災病院など連携している医療機関をご紹介できます。

主な治療

治療は原因によって異なります。めまいを抑える薬、利尿薬、耳の奥の血の流れをよくする薬、リハビリなどを組み合わせます。ストレスをためないことも大切です。良性発作性頭位めまい症では、頭を決まった順に動かして耳石(じせき)を元の場所へ戻す治療が行われます。前庭神経炎では、はじめに薬で治療したあと、なるべく早く体を動かして、バランスの回復を促すことが勧められています。

5お家でできるケアと受診のポイント

めまいが起きたら

  • チェック:転ばないよう、安全な場所で座るか横になりましょう
  • チェック:救急車を呼ぶ症状(1. の項目)がないか確認しましょう
  • チェック:動けないほどのめまいでも、救急車を呼ぶ症状がなければ、お電話(050-1792-3387)でご相談ください

ふだん気をつけたいこと

  • チェック:過労・睡眠不足・ストレスは、メニエール病の発作のきっかけになるとされています
  • チェック:ふらつきが続く場合、安全に気をつけながら体を動かすことが回復につながる病気もあります。自己判断せず、医師にご相談ください。

こんなときは耳鼻咽喉科を受診

  • 頭を動かしたときのめまいや、回転性のめまいがある
  • めまいと一緒に、聞こえにくさ・耳鳴り・耳がつまった感じがある(急に片耳が聞こえにくくなったときは、早めに受診してください)
  • めまいをくり返す、ふらつきが続く

めまいが続くとき、くり返すときは、早めにご相談ください。

当院のよくある質問

  • どんなクリニックですか?医院の特徴を教えてください

    蔵内医院は、千葉県市原市姉崎にある耳鼻咽喉科・気管食道科のクリニックです。耳・鼻・のど・めまい・アレルギー(花粉症等)・睡眠時無呼吸まで幅広く対応しています。昭和50年(1975年)の開院以来、地域に根ざしたホームドクターとして親しまれており、新生児・乳児からご年配の方までを丁寧に診察します。元芸人の院長が明るく和やかな雰囲気でお迎えします。

  • 耳・めまいで対応している症状を教えてください

    以下のような症状でご相談ください:耳が痛い/耳がかゆい/きこえにくい/耳がつまった感じ/音が響く/耳鳴りがする/耳がはれている/耳の下がはれている/耳あかをとってほしい/めまいがする。

  • めまい症・メニエール病とは?

    めまい症は耳や脳の異常で平衡感覚が乱れる疾患です。メニエール病は内耳のリンパ液の異常でめまい・耳鳴り・難聴が反復する病気です。治療は抗めまい薬・利尿薬・内耳循環改善薬・リハビリ療法など、ストレス管理も重要です。

  • 突発性難聴とは?

    突然片耳が聞こえなくなる疾患で、耳鳴りやめまいを伴うことがあります。原因は明らかでないことが多く、ステロイド薬や高気圧酸素療法が行われます。早期治療が重要です。

  • 内耳炎とは?

    ウイルスや細菌感染で内耳に炎症が起こる疾患です。めまい・難聴・耳鳴りが生じることがあり、中耳炎から波及して発症することもあります。治療は抗生物質・抗ウイルス薬・ステロイド・内耳循環改善薬。

  • ぐるぐる回るめまいで動けません。受診できますか?

    めまいの診察を当院で行っています。ただし、意識が朦朧とする・手足のしびれ・激しい頭痛を伴う場合は脳の病気の可能性があるため、ご自身で来院せず救急車を要請してください。それ以外の場合はお電話でご相談ください。電話:050-1792-3387

  • 聴力検査は受けられますか?

    はい、聴力検査・通気検査などを実施しております。事前予約は不要ですが、遅い時間帯は検査が難しい場合がございますので、お早めにお越しください。WEB問診をご利用の際は、その旨ご記入ください。WEB予約:https://medical.apokul.jp/web/688/reservations/add(新しいタブで開きます)

  • CTの設備は院内にありますか?

    はい、当院は院内にCT設備を備えており、2026年6月14日より稼働しております。CT検査が必要な場合は院内で対応いたします。

  • 大きな病院を紹介してもらえますか?

    症状に応じて適切な医療機関へご紹介いたします。主な連携先は帝京大学ちば総合医療センター、千葉労災病院などで、症状によっては千葉大学医学部附属病院や君津中央病院などとも連携しております。手術や精密検査が必要な場合はご相談ください。

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参考にした資料

院長 蔵内 隆秀

このページの内容について

蔵内医院 院長 蔵内 隆秀

日本耳鼻咽喉科学会専門医・補聴器相談医・医学博士

このページの内容は、当院の院長が確認した説明をもとにしています。

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